[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[日記]「彼」の話―今日のツイッターの呟きまとめ
こんなツイートを見かけた。
@takasuka-toki
"俺の周りの才能ある人って虐めで結構崩壊していってるんだよね。うまく人生いってるのは、才能はないけど、いじめっ子側の人がほとんど。だから僕の子供とか虐められたら、いじめっ子を誅殺するかもしれん。ある意味モンペかもしれんけど、もういいわ。" 2011/05/08 18:09:00 takasuka_toki 67157308337168384(引用)
以下、それに関しての私のツイート。
@Bobby_jp
"人を殺すのはちょっとやりすぎとして、小学生のときの(幼稚園からの腐れ縁だった)、秀才教育を受け天才と呼ばれていた男の子を思い出した。彼はユーモアがあって面白く、また当時の私には理解できないようなイヤミも軽く飛ばせるような知能を持っていた。" 2011/05/08 18:23:37 67157695744053248
"ある日、彼はクラスの一部、いや半数からいじめられ出した。私に「お前これ問題一番って書いてるからペケな。①って書いてあるだろこれ?」なんてイジワルをして相互採点のときに私に0点を出してきた彼がだ。理由は簡単、「彼が頭が良かったから」" 2011/05/08 18:24:44 67157977420935168
"まだ、掛け算をならったばかりの頃だった。彼にとって、それはもうとっくに通り過ぎた場所で、割り算分数なんでもできた。だから、(1+2)×3の意味をちゃんと理解し、正答できた。でも、周りの子からは「異質」なことだった。「何これ習ってない」「なんでそうなるの、訳わかんない」「嘘つき!」" 2011/05/08 18:27:10 67158590070341632
"彼は泣いていた。私はどうしたらいいかわからず、とりあえず先生を呼びに行った。先生は皆に「あと少ししたら皆にも教えてあげるから」と言っていた。そして彼には、「まだ皆習ってないことを言ってはいけません」と叱っていた。" 2011/05/08 18:28:38 67158960171528192
(加筆:その時私は何故彼が怒られているのかが分からなかった。)
"彼は、「自分が理解できるものが何故他人が理解できないのか」分からず、ただ、泣いていた。私はどうすることもできなかった。私もその数式の意味も分からないし、それ以前に足し算も引き算も間違えまくりで、彼にはよくバカにされていて、「頭おかしいんじゃねーの」とか言われて。" 2011/05/08 18:29:49 67159256901746688
"当時は苦手だった。でも彼からはよくバカにされていて、意味分からないこいつwwwとか笑われていて。その彼は、ある日何かの章をもらった。体育館のステージに立ってスピーチをはじめた。誰かが、彼が喋った途端笑った。……彼はマイクを投げ捨ててステージから怒ったように走り去った。" 2011/05/08 18:31:47 67159752236478464
"その後、彼は某有名私立中学を受験。見事合格した。しかし、私が中3になり、バレンタインデーの日付近くを迎えた頃。彼は、転入してきた。私のいた公立に。「天才」だった彼は、いつも自信満々だった彼は、「お前バカだろww」と笑っていた彼は、もうその面影すら残していなかった。" 2011/05/08 18:33:41 67160229640552448
"その後、彼は公立で一番レベルの高い高校を受験「しようとした」が、受験会場に入ることが出来なかった、らしい。今はどうしているのか分からない。……物凄く、今、どうしているのか気になる。私が欲しい答えを「天才」だった彼なら、私の今いる門を通り過ぎる答えを、もう持っている気がするから。" 2011/05/08 18:35:10 67160606293241857
"彼の母親に、うちの母は時々会うらしいけど、高校時代私がうつで臥せっていた時は同じ様な状況だったらしい。今、本当どうしてるんだろうな。純粋に会ってみたい。 ということで、「出る杭は打たれる」という話でした。思えばちょっとした思い入れというか初恋みたいな感覚、あったかもなあ。" 2011/05/08 18:37:36 67161217596268544
"実はその「彼」にバカにされるのが悔しくて勉強頑張って自分も小学生後半からは成績いいほうになって、中学になってからは進学校に進んで、ってしてたんだけどね。「嗚呼、そっか、いくら頑張っても天才には追いつけないんだ、凡人が努力したってさ」ってことに気づいて、頑張れなくなった。" 2011/05/08 18:40:17 67161891692228608
(加筆:やつらは、こっちがいくら頑張ってもその間も梯子を上ることをやめていないのだから。休まないウサギに亀は一生追いつけない、道理だ。)
"「自分をバカにしてくれる人」って大事なんだな、って今思った。そっか、私勉強頑張ってたのは、その彼のコンプレックスからだったんだ。あと兄弟やクラスメイトにこれだけは負けたくないっていう非コミュの発想か。そんな理由じゃそりゃ続かないなww" 2011/05/08 18:41:28 67162190007898112
"長ったらしいツイート失礼しました あー本当今どうしてるだろ、会いたいなぁ(前々から思ってたけど、機会がない。同窓会なんてないし、あったとしても顔を出すとは思えない)。自分と同じ引篭り属性になってたらお茶でも飲みながら語り合いたい、リア充になってたら飲みに行きたい。" 2011/05/08 18:44:55 67163059491311616
"「とりあえずまどマギ誰が嫁か、そこから語ろうか……」とかのノリでいきたい。" 2011/05/08 18:45:28 67163196280147968
(加筆:そして、また「お前バカだろwww」って言われたい。)
人間、伸びるには「同じレベルのライバル」が必要だと思います。
しかしそれがいないなら、「アメとムチ」をくれる人が必要なのかな、と。
今の自分? 有刺鉄線で椅子に放置プレイされてる気分かな!
当時の私にとって、「彼」が大きな存在であったことは間違いない。
彼は決して人を褒めたり甘やかすような人じゃなくて、厳しいしバカにしてたけど。
ああ、今また一つ思い出した。
図工の時間のこと。
(確か班が一緒だったから一緒に描いてたんだと思う、家から持ってきた花を描こうって課題だった。絵の具を混ぜて同じ色が作れるか、という課題)
私が家から持ってきたマリーゴールド(だったかな?)。
私が描く花は、花びらを横に持ってきても遜色のない「同じ色」。
それに影をつけたり、葉っぱの色を塗ったり。
ふと、「彼」のキャンバスを見てみた。冴えない肌色をしたマリーゴールド。
絵の具をそのまま使ってはいけない、混ぜて使うことが条件だった。
彼は、何度も首をかしげていた。
オレンジに白を混ぜて、花と同じ色にならないことに「悩み、苦しんでいた」。
「それ、オレンジと白混ぜたでしょー!」
ちょっと彼より自分のほうが「出来る」ことを発見して嬉しかった私が言う。
「それね、黄色も混ぜてみて。黄色とオレンジと、ちょっと白。同じ色になるよ!」
「彼」は無言で、黄色の絵の具を出して、混ぜる。同じ色になった。
「ね?」凄く自慢げにドヤ顔で言う私。彼はその時、何を感じただろうか。
劣等感だっただろうか、それとも「人の向き不向き」を悟ったのだろうか。
「踏みにじられる側の痛み」を、知ったのだろうか。
ちなみに私がアドバイスしたのはその班を作って隣の席になった彼にだけだったので、
他の子はそりゃあもうさまざまな色の花を描いておりましたとさ。
@takasuka-toki
"俺の周りの才能ある人って虐めで結構崩壊していってるんだよね。うまく人生いってるのは、才能はないけど、いじめっ子側の人がほとんど。だから僕の子供とか虐められたら、いじめっ子を誅殺するかもしれん。ある意味モンペかもしれんけど、もういいわ。" 2011/05/08 18:09:00 takasuka_toki 67157308337168384(引用)
以下、それに関しての私のツイート。
@Bobby_jp
"人を殺すのはちょっとやりすぎとして、小学生のときの(幼稚園からの腐れ縁だった)、秀才教育を受け天才と呼ばれていた男の子を思い出した。彼はユーモアがあって面白く、また当時の私には理解できないようなイヤミも軽く飛ばせるような知能を持っていた。" 2011/05/08 18:23:37 67157695744053248
"ある日、彼はクラスの一部、いや半数からいじめられ出した。私に「お前これ問題一番って書いてるからペケな。①って書いてあるだろこれ?」なんてイジワルをして相互採点のときに私に0点を出してきた彼がだ。理由は簡単、「彼が頭が良かったから」" 2011/05/08 18:24:44 67157977420935168
"まだ、掛け算をならったばかりの頃だった。彼にとって、それはもうとっくに通り過ぎた場所で、割り算分数なんでもできた。だから、(1+2)×3の意味をちゃんと理解し、正答できた。でも、周りの子からは「異質」なことだった。「何これ習ってない」「なんでそうなるの、訳わかんない」「嘘つき!」" 2011/05/08 18:27:10 67158590070341632
"彼は泣いていた。私はどうしたらいいかわからず、とりあえず先生を呼びに行った。先生は皆に「あと少ししたら皆にも教えてあげるから」と言っていた。そして彼には、「まだ皆習ってないことを言ってはいけません」と叱っていた。" 2011/05/08 18:28:38 67158960171528192
(加筆:その時私は何故彼が怒られているのかが分からなかった。)
"彼は、「自分が理解できるものが何故他人が理解できないのか」分からず、ただ、泣いていた。私はどうすることもできなかった。私もその数式の意味も分からないし、それ以前に足し算も引き算も間違えまくりで、彼にはよくバカにされていて、「頭おかしいんじゃねーの」とか言われて。" 2011/05/08 18:29:49 67159256901746688
"当時は苦手だった。でも彼からはよくバカにされていて、意味分からないこいつwwwとか笑われていて。その彼は、ある日何かの章をもらった。体育館のステージに立ってスピーチをはじめた。誰かが、彼が喋った途端笑った。……彼はマイクを投げ捨ててステージから怒ったように走り去った。" 2011/05/08 18:31:47 67159752236478464
"その後、彼は某有名私立中学を受験。見事合格した。しかし、私が中3になり、バレンタインデーの日付近くを迎えた頃。彼は、転入してきた。私のいた公立に。「天才」だった彼は、いつも自信満々だった彼は、「お前バカだろww」と笑っていた彼は、もうその面影すら残していなかった。" 2011/05/08 18:33:41 67160229640552448
"その後、彼は公立で一番レベルの高い高校を受験「しようとした」が、受験会場に入ることが出来なかった、らしい。今はどうしているのか分からない。……物凄く、今、どうしているのか気になる。私が欲しい答えを「天才」だった彼なら、私の今いる門を通り過ぎる答えを、もう持っている気がするから。" 2011/05/08 18:35:10 67160606293241857
"彼の母親に、うちの母は時々会うらしいけど、高校時代私がうつで臥せっていた時は同じ様な状況だったらしい。今、本当どうしてるんだろうな。純粋に会ってみたい。 ということで、「出る杭は打たれる」という話でした。思えばちょっとした思い入れというか初恋みたいな感覚、あったかもなあ。" 2011/05/08 18:37:36 67161217596268544
"実はその「彼」にバカにされるのが悔しくて勉強頑張って自分も小学生後半からは成績いいほうになって、中学になってからは進学校に進んで、ってしてたんだけどね。「嗚呼、そっか、いくら頑張っても天才には追いつけないんだ、凡人が努力したってさ」ってことに気づいて、頑張れなくなった。" 2011/05/08 18:40:17 67161891692228608
(加筆:やつらは、こっちがいくら頑張ってもその間も梯子を上ることをやめていないのだから。休まないウサギに亀は一生追いつけない、道理だ。)
"「自分をバカにしてくれる人」って大事なんだな、って今思った。そっか、私勉強頑張ってたのは、その彼のコンプレックスからだったんだ。あと兄弟やクラスメイトにこれだけは負けたくないっていう非コミュの発想か。そんな理由じゃそりゃ続かないなww" 2011/05/08 18:41:28 67162190007898112
"長ったらしいツイート失礼しました あー本当今どうしてるだろ、会いたいなぁ(前々から思ってたけど、機会がない。同窓会なんてないし、あったとしても顔を出すとは思えない)。自分と同じ引篭り属性になってたらお茶でも飲みながら語り合いたい、リア充になってたら飲みに行きたい。" 2011/05/08 18:44:55 67163059491311616
"「とりあえずまどマギ誰が嫁か、そこから語ろうか……」とかのノリでいきたい。" 2011/05/08 18:45:28 67163196280147968
(加筆:そして、また「お前バカだろwww」って言われたい。)
人間、伸びるには「同じレベルのライバル」が必要だと思います。
しかしそれがいないなら、「アメとムチ」をくれる人が必要なのかな、と。
今の自分? 有刺鉄線で椅子に放置プレイされてる気分かな!
当時の私にとって、「彼」が大きな存在であったことは間違いない。
彼は決して人を褒めたり甘やかすような人じゃなくて、厳しいしバカにしてたけど。
ああ、今また一つ思い出した。
図工の時間のこと。
(確か班が一緒だったから一緒に描いてたんだと思う、家から持ってきた花を描こうって課題だった。絵の具を混ぜて同じ色が作れるか、という課題)
私が家から持ってきたマリーゴールド(だったかな?)。
私が描く花は、花びらを横に持ってきても遜色のない「同じ色」。
それに影をつけたり、葉っぱの色を塗ったり。
ふと、「彼」のキャンバスを見てみた。冴えない肌色をしたマリーゴールド。
絵の具をそのまま使ってはいけない、混ぜて使うことが条件だった。
彼は、何度も首をかしげていた。
オレンジに白を混ぜて、花と同じ色にならないことに「悩み、苦しんでいた」。
「それ、オレンジと白混ぜたでしょー!」
ちょっと彼より自分のほうが「出来る」ことを発見して嬉しかった私が言う。
「それね、黄色も混ぜてみて。黄色とオレンジと、ちょっと白。同じ色になるよ!」
「彼」は無言で、黄色の絵の具を出して、混ぜる。同じ色になった。
「ね?」凄く自慢げにドヤ顔で言う私。彼はその時、何を感じただろうか。
劣等感だっただろうか、それとも「人の向き不向き」を悟ったのだろうか。
「踏みにじられる側の痛み」を、知ったのだろうか。
ちなみに私がアドバイスしたのはその班を作って隣の席になった彼にだけだったので、
他の子はそりゃあもうさまざまな色の花を描いておりましたとさ。
PR